グルーミングの授業

最近グルーミングの授業が忙しい。
それはモデル犬の数に対して学生の出席率が低いため。

こんな日が・・・
　ダックス３頭を３時間で1人の男子学生が。
　この日私ともう1人の女子学生はそれぞれのミックス犬を
　終わらせて一緒に黒ラブを。

また別の日
　チワワ3頭を3時間で私が1人で担当することに。
　しかもこのうち２頭は初グルーミング。
　どうも、いつも大きなクッキーとケリーを相手にしていると
　チワワみたいに小さなワンちゃんの扱いが不安になる。
　幸い別の男子学生がダルメシアンを終えてチワワを1頭担当
　してくれました。
　
　この日の１頭目のチワワは超甘えん坊、でも気に入らない
　相手には猛然と攻撃するらしい。幸い私はシャンプー、
　ブローを終え、爪切り、足裏をきれいにした後は、
　飼い主さんの希望でヒゲ切りを残すだけ。
　ワンちゃんを少し休ませるためにサークルに入れ、
　次のワンちゃんのシャンプーに取り掛かると
　サークルの中からダッコしろと訴えてワンワンうるさい。

　そこに男子学生が近づいて「うるさい」と一喝そして
　ダッコしようとした瞬間ガブガブと男子学生の手を咬み、
　手からは血が・・・・
　小さなワンちゃんも怖いですねぇ。
　
　２頭目のチワワちゃんのグルーミングを終え、１頭目のチワワ
　ちゃんのヒゲ切りに。ほんの数十分前に見た光景が脳裏に
（手から血が・・・）
　少しドキドキしながら近づいてダッコするとシッポをビュンビュン
　振って抱きついてきました。きっと小さなからだに対して大きな
　ドスのきいた「うるさい！」は巨大恐怖だったんでしょうね。
　
　ヒゲ切りはチャカチャカ動くのと顔が小さいのでとても緊張。
　少し残ったりしたけど、勉強中の学生なので許していただきました。

そしてある週は
　E・コッカーが続きました。
　最初は1歳の女の子チェリーちゃん。


　
　身体、顔、耳にクリッパーを入れました。
　顔のクリッパーは初めての体験。クリッパーを持つ手が震えました。
　でも、チェリーちゃんはとても大人しくしていてくれました。
　いつも難しいと思うのは足周りです。ちゃんと保定できず、足を
　持ってもすぐに伏せられちゃったり、足をピクピク引っ張られたり・・
　まだまだ未熟なせいですね。
　
　そして次の授業はE・コッカーの1歳の男の子。
　残念ながらカットはヒゲ切りだけ。



　E・コッカーの表情はいいですネェ。

by Mama　

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